「インプレゾンビ」とは、主にX(旧Twitter)でボットや偽アカウントを使って投稿の表示回数を不正に操作し、インプレッション数(閲覧回数)で収益を得ようとしているアカウント達のことです。
インプレゾンビとは?
インプレゾンビの問題は、2023年8月頃にX(旧Twitter)が導入した広告収益化プログラムから注目され始めました。
インプレッション数に応じて報酬が支払われる仕組みが導入され、多くのインプレゾンビ達がインプレッションを稼ぐために不正行為に手を染めるようになりました。
巧妙化するインプレゾンビ
インプレゾンビの手口はますます巧妙化しているとTwitterで話題になっています。
インプレゾンビの具体的な事例
バズったツイートには、多くのインプレゾンビが群がります。
彼らはリプライや引用リツイートを利用して、スパムリンクや不適切なコンテンツを拡散し、インプレッション数を稼いで報酬を得るのが目的です。
例えば、話題になった投稿にインプレゾンビがリプライで無関係なリンクを貼ったり、引用リツイートで注意を引こうとします。
リンクをクリックすると、詐欺サイトや悪質な広告に誘導されることがあるため注意しましょう。
有名人や企業アカウントも被害に
有名人や企業のアカウント、フォロワーの多いインフルエンサーの投稿のリプライに度々出現します。
トレンドワードを狙ったインプレゾンビ
トレンドワードを狙って虚偽情報を拡散するインプレゾンビも存在します。
能登半島地震の災害時にはインプレゾンビによるデマが拡散し、これが問題となりました。
インプレゾンビへの対策
インプレゾンビへの対策として、個別にミュートやブロックを行うことが有効です。
これにより、被害をある程度抑えることができます。
スパム報告機能を使う
プラットフォームのスパム報告機能を利用して、インプレゾンビを通報することも重要です。
ユーザーの積極的な通報により、インプレゾンビのアカウントが迅速に停止される可能性があります。
専門のインプレゾンビ対策ツールを利用することで、効率的にインプレゾンビをブロック・排除することもできます。
コメント