「ウイングスーツジャンプ」は、高所から高速で地上に降り立つというスリル満点の体験ができます。
スーツにはグライダーのような翼がついており、これによって飛び降りた瞬間から自分自身がムササビのように空中を滑空することが可能になる。その爽快な感覚に興味を惹かれる人も多い。
しかし、非常に高い危険なスポーツで有名です。
事実、ウイングスーツジャンプは世界で最も危険なスポーツのひとつと言われているからだ。
滑空中に障害物と衝突したり、着地に失敗して大怪我を負うことがある。
この記事では、そんなウイングスーツジャンプの魅力や危険性について詳しく紹介します。
ウィングスーツ・ベースジャンプとは?
みなさんはエクストリームスポーツをご存じでしょうか?
簡単にいうと危険度や過激さを売りにしたスポーツのことです。
エクストリームスポーツ(英: extreme sports)とは、速さや高さ、危険さや華麗さなどの「過激な (extreme)」要素を持った、離れ業を売りとするスポーツの総称。アクションスポーツ (action sports) とも呼ばれ、Xスポーツ (X sports) と略される事もある。類義語アーバン・スポーツ。
エクストリームスポーツ – Wikipedia
この記事では最も危険なエクストリームスポーツの一つである
「ウィングスーツジャンプ」について詳しく解説した記事になります。
飛行の仕組み
上空の飛行機の中や高所にある崖や山などからジャンプ!
その後、手と足の間に特殊な布が貼られているスーツを広げてムササビのように大空を滑空します。
ちなみにウイングスーツで飛ぶことや飛ぶ人達は下記のようによばれます。
ウイングスーツで飛ぶこと | ウイングスーツで飛ぶ人 |
ウイングスーツフライング スカイフライング | ウイングスーツ・パイロット ウイングスーター スカイフライヤー |
スーツの素材や形状
一般的なウィングスーツは空気を全く通さないナイロン素材「リップストップナイロン(薄手)」と「パラパック コーデュラナイロン(厚手)」の2種類があります。
人間の手足の間に動物のムササビのような羽を取り付ける構造で作られています。
ラムエアー構造という吸入口から空気が入ると膨んで硬くなり、翼のようになり空を滑空することが出来るようです。
ベースジャンプの意味
地上にある建造物や断崖などの高いところからパラシュートを使って降下するスポーツです。
ベースジャンピングのベース (B.A.S.E) は飛び降りる場所を意味する頭字語でもあります。
BはBuilding(ビルディング、建築物)
AはAntenna(アンテナ、人の住んでいないタワー)
SはSpan(スパン、橋桁)
EはEarth(アース、断崖などの自然)
スカイダイビングとの違い
「風をつかめ!スカイフライヤー!」
ウィングスーツジャンプとスカイダイビングってどう違うか知ってる?どっちも空を飛ぶスポーツだけど、ちょっと違う点があります。
スカイダイビングは、飛行機からパラシュートを開いて降りるスポーツです。ウィングスーツジャンプは翼をつけたスーツを着て、空を滑空して着地するスポーツです。
スカイダイビングは初心者から上級者まで楽しめます、ウィングスーツジャンプは超高度な技術が必要になります。
スカイダイビングはけっこう安全だけど、ウィングスーツジャンプは危険が伴うから事故が起こりやすい。
スーツのお値段は?
「でもお高いんでしょう?」
気になるスーツのお値段を調査したらBIRDMAN社で価格は20~24万円で販売されていました。
一般で販売されているスキーウェアと比べてみたら10倍以上の値段の差がありました。
やっぱり需要が少ないとその分高価ですね。/(^o^)\
主にフランスやイタリアなどの欧州地域で盛んなスポーツ
「無限の彼方へさあ行くぞ」
断崖絶壁などの高い場所は日本には多くないので主に欧州地域で行われるスポーツです。
ジャンプする場所は限られています。世界的に有名な場所は、スイスやノルウェーなどの山岳地帯などです。
そこには多くのジャンプ愛好家たちが集まり、山の斜面や渓谷や森を抜けたりします。
当然ながら悪天候や風に煽られる等で空中制御を崩してしまい…
その結果地面や障害物に激突し亡くなってしまう人も多いことで有名です。
1年間で30人以上も死者が出たことがある
ウイングスーツによるBASEジャンプからの死亡事故は非常に多く、毎年20人あまりが命を落としており[6]、特に2016年は確認できているだけでも31人もの死亡事故が起きている[7]。
ウィングスーツの開発者であるガヤルドン自身も、2018年にハワイでの性能試験中に、リードの設定ミスが元で命を落としている。
ウイングスーツ – Wikipedia
「殺人的なスポーツだっ!」
ウィングスーツジャンプは空を飛べる刺激的な体験が得られますが、その危険性は計り知れません。
死亡事故については、正確な統計はありませんが、年間20〜30人程度と言われています。
ウィングスーツフライングは時速数百キロまで加速する速度があり、着地をミスったり障害物に体を接触すると交通事故よりも遥かに悲惨な結果になることは誰でも容易に想像できることでしょう。
※自動車のようなエアバックなどの安全装置がもありません。
飛ぶには資格がいる
「資格免許があると言った!」
危険すぎるけど一度はやってみたいと思う命知らずな人も中にはいると思います。
しかし簡単には飛ぶことは出来ません。
最低200回以上のスカイダイビングの経験(要インストラクターの指導)
または、ライセンスを持つ現役のスカイダイバーで500回以上のスカイダイビングの経験が必要です。
まとめ
モモンガのようなスーツを着て高速で上空を滑空するスポーツ「ウィングスーツジャンプ」について解説しました。
どうしてもやりたい人は十分なスカイダイビングの経験を積んで飛ぶ資格を得て海外へ行きましょう。
※岩など建造物スレスレを滑空するような危険な飛行は死亡事故の元なので絶対にやめましょう。
私はまだ命が惜しいのでVRで体験できるゲームで満足することにします。(笑)
コメント